「不動産キャップレート」とは
キャップレートとは、「Capitalization Rate」の略記用語。（日本語略だと「資本還元比率」）資産の収益（ＮＯＩ）から資産価値を算出する際に用いる利率のこと。
キャップレートは「期待利回り」ともいい、その資産に投資するなら年利何パーセントの利回りを期待すべきなのか、ということである。
「不動産キャップレート」の算出方法
- キャップレートの公式
収益価格と資産の収益（ＮＯＩ）が与えられればキャップレートを求めることができる。
- 山崎式の公式 下記のような公式も定義されている。
こちらも月額賃料が与えられればキャップレートを求めることができる。
- 使用方法 一般的には、上記のようにキャップレートを求めることには使用せず、キャップレートを使って不動産評価額(投資金額)を計算するために使用される。
- キャップレートを参照できるサイト 株式会社ティーマックス
株式会社 ICHI
- 計算サンプル１
- 渋谷のキャップレート：5.0%
- 家賃：100000円/月(1200000円/年)
- 不動産管理コスト：10000円/月(120000円/年)
※(修繕積み立て金、管理費) - 固定資産税：80000円
とする。（端数をなくすため、かなりざっくり）
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定義 ＮＯＩ＝1200000-120000-80000=1000000円/年 不動産評価額（投資金額）＝1000000／0.05 = 20000000円 結果 渋谷で家賃10万円を見込める区分マンションの評価額は2000万円となった。 |